阿頼耶識とは

仏教用語で、人間の五感や思考の根底、潜在意識の最も奥深くにある集合的無意識を指す。

大乗仏教の「唯識説ゆいしきせつ」では意識作用を八種に分類して「八識はっしき」と呼び、その第八識が阿頼耶識とされる。

  1. 眼識
  2. 耳識
  3. 鼻識
  4. 舌識
  5. 身識
  6. 意識
  7. 末那識まなしき
  8. 阿頼耶識

サンスクリット語の「アーラヤ・ビジニャーナ」の音写。

別表記:「阿黎耶識」

例文

・いくら法話を聞いても、阿頼耶識を理解できない。
・彼は阿頼耶識の概念を学び、無意識の中にある真実に気づき始めた。
・修行者は阿頼耶識を浄化することで、解脱を目指す。
・ 阿頼耶識の理解は、自己の解放に向けた重要な一歩となる。

四字熟語 阿頼耶識
読み あらやしき
英訳 Alaya-vijnana
使用漢字
最終更新日:2024年12月19日