膏火自煎とは

財産や才能などがあることで、かえって災いを招くことのたとえ。

膏火こうかみずかく」と訓読する。

山の木は、材木として用いられるために自らを害するような運命を招く。
ロウソクは、明かりを発するために自らを燃やしてしまう。
肉桂にくけい(甘い匂いのある木)は、食用になるゆえに切り倒される。
うるしは、用いるために裂かれたり剥がされたりする。
『荘子』「人間じんかん篇」

四字熟語 膏火自煎
読み こうかじせん
出典 『荘子』人間篇
使用漢字
最終更新日:2025年10月15日