緑林白波とは

泥棒や盗賊の異称。また、その潜伏場所を表す。

古代中国、新代の王莽おうもうが天下を支配していたとき、緑林山に盗賊が立てこもり、そこを拠点にして悪事を働いていた。

また、後漢の時代には、張角ちょうかくを首領とする黄巾賊が、白波谷を拠点として各地で略奪を行った。

これらの故事から、緑林山と白波谷を合わせた「緑林白波」という語が用いられるようになった。

同義語:「緑林好漢りょくりんこうかん

四字熟語 緑林白波
読み りょくりんはくは
出典 『後漢書』劉玄伝
英訳 A scenic description of lush forests and white waves, symbolizing purity and natural beauty.
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月5日