一燈照隅とは

比叡山延暦寺を開いた伝教大師、最澄が唐から持ち帰った言葉で、正確には「一燈照隅いっとうしょうぐう万燈照国ばんとうしょうこく」という。

「最初は一隅を照らすような小さな灯火でも、その灯火が十、百、万と増えれば、国中を明るく照らすことになる」という意味。
一人一人が自分が置かれている環境で精一杯努力することが、組織全体にとって最も貴重であるという教え。

別表記:「一灯照隅」

四字熟語 一燈照隅
読み いっとうしょうぐう
使用漢字