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- しめんそか 四面楚歌 周囲が敵や反対者ばかりで、味方がいないこと。 孤立した状態の喩え。 楚その国の項羽こううが、宿敵の漢の国の劉邦りゅう...
- しもくこふん 鴟目虎吻 欲深く、残忍で凶暴な人相。 「鴟目」はフクロウのような目つき。 「虎吻」は虎のような口。 どちらも残忍で凶暴な人相の...
- しゃいんしゅうけい 車胤聚蛍 苦労を重ねて学問に励むこと。 晋の車胤しゃいんは貧しくて灯油が買えなかったため、夏の夜は数十匹の蛍を集めて薄絹の袋に...
- しゃくがんじゅしん 釈眼儒心 釈迦の目と孔子の心。 仏教と儒教の徳を兼ね備え、慈悲深い目で見守り、愛に満ちた心で接することを意味する。
- しゃくきんぼうえん 釈近謀遠 身近なところや直近のことを疎おろそかにして、いたずらに遠いところや、はるか将来のことばかり考えること。実際的なことを...
- しゃくこんかんし 釈根灌枝 些細なことに心を奪われて、大切なことを疎かにすること。 「根を釈すてて枝に灌そそぐ」と訓読する。 類似語:「釈根注枝...
- しゃくしかほう 杓子果報 たくさんの食事に恵まれること。転じて、好運に恵まれること。
- しゃくしかんこん 借屍還魂 兵法三十六計の第十四計。 死んだ者や他人の大義名分を持ち出して、自らの目的を達する策略。 兵法三十六計 瞞天過海 囲...
- しゃくしじょうぎ 杓子定規 曲がっている杓子しゃくしを定規じょうぎの代わりにするという意味で、正しくない定規で測ることや、一定の基準や形式ですべ...
- しゃくぜんへいこ 灼然炳乎 非常に明確なこと。 否あらわれる事は二六時中間断なくあらわれているが、かくの如く顕著に灼然炳乎として遠慮なくはあらわ...
- しゃくとうさつじん 借刀殺人 兵法三十六計の第三計。 同盟者や第三者が敵を攻撃するよう仕向けること。 「刀を借りて人を殺す」と訓読する。 兵法三十...
- しゃこうじれい 社交辞令 社交場などで人とうまく付き合っていくためのお世辞。 リップサービス。
- しゃしいんいつ 奢侈淫佚 贅沢で淫らな生活に耽ふけること。 自分の立場に不相応な行き過ぎた贅沢。 「奢侈」は度を越えた贅沢ぜいたく。 「淫佚」...
- しゃしゃらくらく 洒洒落落 性質や言動が淡白で、物事にこだわらないこと。洒脱。 「洒落」は、物事への執着がなく、あっさりした気質や態度を表す。こ...
- しゃしょうせんば 射将先馬 目的を果たしたり、何かを手に入れたりするためには、その周囲から手をつけるべきだという教訓。 馬上の武将を射止めようと...
- しゃしょくのしん 社稷之臣 国家を守り支える重臣。重要な責務を果たす大臣。
- しゃせきいんう 射石飲羽 集中して全力で物事に取り組めば、どんな困難なことでも成し遂げることができるという教訓。 楚その国の「熊渠子ゆうきょし...
- しゃたんしゅちょう 舎短取長 短所は無視して、長所を伸ばすこと。 「短たんを舎すて長ちょうを取とる」と訓読する。
- しゃとうねんき 煮豆燃萁 兄弟の仲が悪く、争いあうことの喩え。 「煮豆」は豆を煮ることで、「燃萁」は豆殻を燃やすこと。 「豆を煮るに萁まめがら...
- しゃにむに 遮二無二 後先のことを考えずに、ただ我武者羅にに物事に取り組むこと。無鉄砲。 「遮二」は二つ目を断ち切るという意味。 「無二」...
- しゃばせかい 娑婆世界 仏教において、釈迦が衆生を教化する、人間が生きるこの世界のこと。現世。 仏教用語で三千世界の総称であり、娑婆しゃば、...
- しゃへいかくほう 捨閉閣抛 浄土宗の法然が著した「選択本願念仏集」から、日蓮宗の日蓮が四文字を抜き出して並べた言葉で、浄土宗を批判するための標語...
- しゃほうはっせつ 射法八節 弓道で、矢を射る際の八つの基本的な動作。 足踏み(立つ位置を決める) 胴造り(姿勢を整える) 弓構ゆがまえ(弦に指を...
- しゃほんちくまつ 舎本逐末 物事の基本を疎かにして、末節に気を配ること。 「本を舎すてて末すえを逐おう」と訓読する。
- しやきょうさく 視野狭窄 主に緑内障や網膜剥離もうまくはくり、脳梗塞のうこうそくなどの脳血管障害に起因する疾患で、視野が縁のほうから、あるいは...
- しゅいつむてき 主一無適 精神を集中統一して物事に取り組むこと。 「主一しゅいつにして適ゆかず」と訓読する。
- しゅうあくかんじゃ 醜悪奸邪 容姿が見苦しく、邪な心を持っていること。 「醜悪」は醜いことや見苦しいこと。 「奸邪」は心が曲がっていて、邪よこしま...
- しゅういほけつ 拾遺補闕 見逃されている君主の過失や欠点を見つけ出し、それを諫め補うこと。 「遺を拾い闕を補う」と読み下す。
- しゅうがいけいちゅう 秀外恵中 外見が美しくて頭脳も優れていること。 「外に秀ひいでて中に恵けいあり」と訓読する。
- しゅうぎいっけつ 衆議一決 多くの人の議論や相談によって、意見がまとまり決まること。
- しゅうくしんきん 愁苦辛勤 思い悩んで憂い苦しむこと。 「愁苦」は嘆き苦しむこと。 「辛勤」は憂い苦しむこと、また苦労して勤めること。
- しゅうけんぼうじょ 衆賢茅茹 多くの賢者が協力し合うこと。 また、賢者は自分だけが重用されようなどとは考ないということ。 「衆賢」はたくさんの賢人...
- しゅうこういっち 衆口一致 多くの人の意見や評判がぴったり合うこと。 「衆口」は多くの人の口から出る言葉。 「一致」は完全にぴったりと合うこと。
- しゅうこちじん 修己治人 学問や道徳など、様々な知識を修めて、徳を積み、自己を高めて世の中を治めていくこと。 儒教の根本的な思想のひとつ。 「...
- しゅうさんじっしゅん 聚散十春 仲間達と別れた後に、あっという間に過ぎ去ってしまった長い年月。
- しゅうしいっかん 終始一貫 最初から最後まで同じ方針で変わらないこと。 「終始」は、始めから終わりまでという意味。 「一貫」は、いつも同じ考え方...
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