「あ行」の四字熟語 五十音順
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「あ」から始まる四字熟語:88件
- あたらしんみょう 可惜身命 仏教用語。体や命を大切にすること。 「可惜」は、大切なものや、価値あるものが、相応しい扱いをされていないことを惜しむ...
- あちこち 彼方此方 様々な場所や方向を指し示す指示代名詞。方々ほうぼう。 または物事の順序や位置が逆になっていること意味する。
- あっかんぶらい 悪漢無頼 乱暴で信頼できない男性。 「悪漢」は字のごとく悪い男のこと。 「無頼」は「無頼漢」の略で、信頼できない男性を意味する...
- あっきらせつ 悪鬼羅刹 人に害を与える恐ろしい魔物。 「悪鬼」は人に災難をもたらす化け物。 「羅刹」はヒンドゥー教の「ラクシャーサ」の別名。...
- あっこうぞうごん 悪口雑言 あれこれ悪口を言うこと。 散々に罵ののしること。 「悪口」は、根拠の有無に関わらず他人を悪く言うことや、悪態をついて...
- あつあくようぜん 遏悪揚善 悪を戒めて、善を勧めること。 欠点を抑えて、長所を伸ばすこと。 「悪を遏とどめ善を揚あぐ」と訓読する。
- あのくだっち 阿耨達池 ヒマラヤの奥地にあるとされる伝説上の巨大な池。 仏教の経典で八功徳水はっくどくすいと呼ばれる聖なる水で満たされ、その...
- あばずれおんな 阿婆擦女 常識に乏しく、品行が悪く厚かましい女性。 また、性的魅力を利用して男性を誘惑する女性や、異性にだらしなく貞操観念のな...
- あびきょうかん 阿鼻叫喚 仏教用語の阿鼻地獄と叫喚地獄とを合わせた語。 悲惨な状態に陥り、泣き叫んで救いをもとめる様子の喩え。
- あふげいごう 阿附迎合 相手の機嫌をとり、気に入られようとして媚こび諂へつらうこと。
- あぼうらせつ 阿防羅刹 仏教における地獄の世界で、罪人を責め立て苦しめる悪鬼のこと。 「阿防」は、凶暴な性格の地獄の獄卒。牛や馬の頭を持ち、...
- あまぐりひがき 雨栗日柿 雨の多い年は栗がよく実り、晴れの日の多い年は柿がよく実るということ。 また、栗が豊作の年は柿が不作だということ。
- あみだくじ 阿弥陀籤 アタリ、ハズレ、あるいは金額や順番などを決めるために、数本の平行線を引き、片側に印を書いて隠し、各自が引き当てるクジ...
- あめいせんそう 蛙鳴蝉噪 蛙かえるや蝉せみがやかましく鳴き騒ぐ様子。 転じて、騒がしいだけで役に立たない議論や、意味のない口論、無駄な表現が多...
- あやあがん 阿爺下頷 物事の見分けが付かないような愚か者の喩え。 戦死した父親の遺骨を探しに行き、馬の鞍くらの破片の一部を父親の遺骨と思い...
- あゆついしょう 阿諛追従 相手に気に入られようとして媚びること。 「阿諛」は、相手に気に入られるように振る舞うこと。 「追従」は、人につき従う...
- あゆべんねい 阿諛便佞 口先でへつらって、ずるがしこく人の気に入るように立ちふるまうこと。 「阿諛」は相手の気に入るように振る舞うこと。 「...
- あらやしき 阿頼耶識 仏教用語で、人間の五感や思考の根底、潜在意識の最も奥深くにある集合的無意識を指す。 大乗仏教の「唯識説ゆいしきせつ」...
- あろくろくじ 阿轆轆地 車輪がくるくると回転するように、物事が滞りなく進展していくことの喩え。 また、次から次へと流暢に言葉が発せられること...
- あんうんていめい 暗雲低迷 良くない事が起こりそうな気配がすること。 黒雲が低く垂れ込め、今にも雨が降り出しそうな様子。
- あんえいこきゅう 晏嬰狐裘 身分の高い者が質素倹約に務め、職務に励むこと。 中国の春秋時代、斉の国の宰相「晏嬰あんえい」が、一つの高級な狐の毛皮...
- あんかんてんせい 安閑恬静 問題や心配事、物欲などがなく、心安らかで静かな様子。 「安閑」と「恬静」はどちらも心安らかで静かな様子を意味する。
- あんきょきし 安居危思 平和な時にも、最悪な事態を想定して備えておくことが大切であるということ。 諺の「備えあれば患いなし」と同義。 「安き...
- あんきょらくぎょう 安居楽業 住居も地位も安定して楽しく仕事をしていること。 「居に安んじ業を楽しむ」と訓読する。 同義語:「安家楽業」「安土楽業...
- あんぐろどん 暗愚魯鈍 愚かで頭の働きが鈍いこと。愚鈍。
- あんこうおうぼつ 暗香蓊勃 暗闇の中に漂う心地よい香り。 特に梅の香りを指すことが多く、かすかに訪れる春の兆しを表す。
- あんこうきゅうへい 按甲休兵 武装を解いて、戦いや争いをやめること。 「按甲」はよろいを外すこと、「休兵」は兵を休ませる意。
- あんこうそえい 暗香疎影 どこからともなく漂いくる花の香りと月光などに照らされて、まばらに映る木々などの影のこと。多くは梅の花や梅の木について...
- あんこくじだい 暗黒時代 歴史上のある一定の期間、戦争、疫病、政治情勢の不安などが原因で、社会が乱れ、文化の発展が停滞した時代。 元々は古代ギ...
- あんしこうせつ 晏子高節 脅迫や暴力に屈しない気高い志を意味する。 斉の国の「晏嬰あんえい」が、宰相の「崔杼さいちょ」の脅しに屈せず、君主であ...
- あんしのぎょ 晏子之御 他人の権威を笠にきておごり、自らの低い地位に満足している愚か者。
- あんしゃほりん 安車蒲輪 老人をいたわり、手厚くもてなすこと。 また、賢人を優遇すること。 「安車」は座って乗るように仕立てた、老人の乗る小車...
- あんしんもうふ 安心毛布 肌身離さず持っているもの。 安心感を得るために手元に置く毛布やぬいぐるみなどのこと。 漫画『ピーナッツ』に登場するラ...
- あんしんりつめい 安心立命 仏教用語。信仰によって心を安らかに保ち、どんなことにも動じないこと。人事を尽くして天命を待つ。
- あんじょうしょじゅん 安常処順 平穏な日々に慣れ、順境に身をおく状況。無風状態の平和でのどかな暮らしをいう。
- あんずさくき 按図索驥 実際には役に立たない意見や考えのたとえ。 生きた実物の馬を知らないで、絵や書物による知識に頼り、駿馬を探し求めようと...
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