雨栗日柿とは

雨の多い年は栗がよく実り、晴れの日の多い年は柿がよく実るということ。
また、栗が豊作の年は柿が不作だということ。
また「最初は見た目が良く期待を抱かせるが、あとでがっかりするもの」と表現する言葉である。

「雨栗」とは、雨に濡れた栗のように艶やかで見た目が良いことを意味する。
「日柿」とは、干し柿のように外見は良いが中が乾いて味気ないことを意味する。
これらが組み合わさり、「外見は良いが中身が伴わないもの」というたとえになる。

例文

・こちらを立てればこちらが立たずなこの状況は、まさに雨栗日柿と言えよう。
・見た目が豪華でも、内容が薄い本は雨栗日柿と言える。
・あの新商品のレビューを見たら、雨栗日柿だったとわかった。
・彼の話は雨栗日柿で、聞いてみたら中身が全くなかった。

四字熟語 雨栗日柿
読み あまぐりひがき、あめぐりひがき
英訳 Rain-wet chestnuts and dried persimmons
使用漢字
最終更新日:2024年12月19日