護法善神とは

仏法および仏教徒を守護する天上の神々。
本来はインド仏教の「諸天善神しょてんぜんしん」に由来し、仏法を護る存在として位置づけられていた。
これが中国に伝わる過程で、道教や在来信仰の神々と習合し、さらに日本では神仏習合思想の中で、八百万の神やおよろずのかみを仏教の枠組みの中に取り込む際に体系化され、重要な役割を担うようになった。

護法神ごほうしん」とも呼ばれ、しばしば以下の神々を指す。

  • 梵天
  • 帝釈天
  • 四天王
  • 十二神将
  • 十六善神
  • 二十八部衆

また、これらの善神に仕える護法童子(天童)も含める場合がある。

四字熟語 護法善神
読み ごほうぜんじん
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年10月13日