諸行無常とは
この世に存在するすべてのものは絶えず移り変わり、同じ状態を保つことなく永久不変なものなどないということ。
大乗仏教で主張されている三つの教え『三宝印』(諸行無常・諸法無我 ・涅槃寂静)のひとつ。
涅槃経には「諸行無常・是生滅法・生滅滅已・寂滅為楽」という言葉があり、これを『諸行無常偈』と言う。
宋代の仏教書『景徳伝灯録』によれば、釈迦が80歳で入滅したとき、沙羅双樹の木の下で説いた言葉と伝えられている。
例文
・祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。(『平家物語』)
四字熟語 | 諸行無常 |
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読み | しょぎょうむじょう |
出典 | 『涅槃教』 |
英訳 | Everything is impermanent |
類義語 | |
対義語 | |
使用漢字 | 常、無、行、諸 |
最終更新日:2025年9月28日 |