相碁井目とは

何事においても人の実力には大きな違いがあることの喩え。

「相碁」と「井目」はいずれも囲碁の専門用語。
「相碁」は、腕前が互いに等しい者同士が打つ囲碁。
「井目」は、囲碁の盤上の九つの点。また実力に大差があるとき、下手の者がハンディキャップをつけるため、この九つの点にあらかじめ碁石を置いて対戦することを意味する。

例文

・相碁井目の事実を受け入れ、自分を信じて努力したいものだ。
・彼らの議論は相碁井目のようで、どちらも一歩も引かなかった。
・裁判所での討論は相碁井目のような状況となり、双方が一歩も譲らないまま、裁判長が最終的な判断を下すことになった。
・会議では、両社の代表が相碁井目で互いに譲らず、結論が出るまでに何時間もかかってしまった。

四字熟語 相碁井目
読み あいごせいもく
英訳 In every game or play, differences in skill between individuals can be substantial.
使用漢字
最終更新日:2024年12月4日