海底撈月とは

海面に映った月を海の底からすくい上げようとするという比喩から生まれた表現で、実現不可能なことに労力を費やし、結果として無駄に終わることを意味する。
外見的には何かがそこにあるように見えても、実体のない幻想を追い求める行為を指す。
儚い夢想や非現実的な目標に囚われる愚かさを戒める場面で用いられる。
同義語:「海底撈針」

例文

・証拠もなく無実を証明しようとするのは、海底撈月である。
・根拠のない噂を追い続けても、結局は海底撈月に終わる。
・海底撈月のような夢にすがって、現実を見失ってはいけない。
・その計画は資源も時間も費やしたが、結局は海底撈月だった。

四字熟語 海底撈月
読み かいていろうげつ
英訳 Totally useless effort
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年7月30日