洛陽紙価とは

出版した書籍が評判となり、よく売れて読まれること。

「洛陽」は中国の古都。現在の河南省洛陽市。
「紙価」は紙の価格のこと。

「洛陽の紙価を高める」を略した言葉。

晋の左思さしが三国時代の魏、呉、蜀の三国の都の様子を写実的に著した『三都賦さんとのふ』を発表した。
これが好評を博し、書き写す者が多く現れたため、首都の洛陽では当時貴重であった紙の価格が高騰したという故事が由来。

例文

・その発見は洛陽紙価に値する。

四字熟語 洛陽紙価
読み らくようのしか
使用漢字
最終更新日:2025年9月30日