改弦易轍とは
弦を張り替え、轍を変えるという字義から転じて、これまでの方針・制度・政策などを抜本的に改めることを指す。
特に、法律や制度、組織の仕組み、思想や政策などを根底から見直して変更することを強調する際に用いられる。
単なる一部修正ではなく、進む道そのものを切り替えるような、抜本的改革の意である。
「弦を改め轍を易る」と訓読する。
別表記:「改絃易轍」
例文
・時代の要請に応じて、政府は労働法制の改弦易轍を断行した。
・人口減少に対応するため、都市計画の仕組みは改弦易轍された。
・福祉制度の限界が露呈し、改弦易轍を求める声が高まっている。
・首相は、金融政策の抜本的転換を「改弦易轍」と表現した。
四字熟語 | 改弦易轍 |
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読み | かいげんえきてつ |
出典 | 『晋書』江統伝 |
英訳 | Policy shift |
類義語 | |
対義語 | |
使用漢字 | 弦、改、易、轍 |
最終更新日:2025年7月25日 |