懐宝夜行とは

宝物を胸に抱えたまま夜道を歩くことをたとえ、危険を冒すことや危険な状況に敢えて身を置くことを意味する。
大切なものを持ちながら、あえてリスクのある道を進む覚悟や勇気を表すが、同時に無謀や軽率さを示す場合もある。
慎重さと大胆さの間で揺れる行動を象徴的に示す表現である。

例文

・彼は懐宝夜行のように危険を顧みず事業を推進した。
・懐宝夜行の覚悟で、未知の市場に挑戦する。
・大切な情報を抱えながら懐宝夜行するのは非常にリスクが高い。
・懐宝夜行の行動が時に成功を呼び込むこともある。

四字熟語 懐宝夜行
読み かいほうやこう
出典 『戦国策』秦
英訳 Walking at night with treasure
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年7月30日