実事求是とは

合理的に物事の真理を追求すること。
中国清朝時代に盛んになった考証学の標語。

ことじつにしてもとむ」と訓読する。

河間献王かかんけんおう(前漢の劉徳)は学問を好み、民間に伝わる古書を収集した。
優れた本を献上した者には厚く報い、金帛きんぱく(黄金と絹)を褒美に与えたので、遠く千里も離れた地からも多くの本が献上されたという。
『漢書』では河間献王を「学を修めいにしえを好み、実事求是なり」と評している。

四字熟語 実事求是
読み じつじきゅうぜ
出典 『漢書』「河間献王伝」
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年10月12日