安常処順とは

平穏な日々に慣れ、順境に身をおく状況や無風状態の平和でのどかな暮らしをいう。
常に平穏無事で、物事が順調に進むことを意味する。

「安常」は、常に安定していて平穏であることを指す。
「処順」は、物事が順調に進む、何の障害もなくうまくいくことを意味する。

何事にも動じず、安定していて順調に物事を進める状態を表現している。
落ち着きと順調さが合わさった、理想的な生き方や状態を示す言葉である。

例文

・若い頃は野心に溢れていた彼だが、老後は安常処順な暮らしを望んだ。
・安常処順な生活を送るためには、日々の努力と心の落ち着きが必要だ。
・彼の仕事は安常処順で、周りの環境がどんなに変わっても、冷静に対応できる。
・会社の経営が安常処順であれば、従業員たちも安心して働くことができる。

四字熟語 安常処順
読み あんじょうしょじゅん
出典 『荘子』養生主
英訳 Peaceful and smooth progress
使用漢字
最終更新日:2024年12月19日