天照大神とは

日本神話における最も尊い神の一柱。
『古事記』や『日本書紀』に登場し、高天原たかまがはらを統べる神であり、八百万の神々の中でも最高位に位置する存在。

黄泉の国から戻ったイザナギが禊を行った際、左目から天照大神、右目からは月読命つくよみのみこと、鼻からは須佐之男命すさのおのみことが生まれた。

代表的な神話として「天岩戸隠れあまのいわとがくれ」がある。
須佐之男命の乱暴に心を痛めた天照大神が天岩戸に隠れると、世界は闇に閉ざされ、災厄が広がった。
そこで八百万の神々が集まり、踊りや祭りを行って天照大神を岩戸から誘い出し、再び世界に光が戻った。

現在は三重県の伊勢神宮の内宮にまつられており、歴代天皇の祖先として日本人の信仰の中心に位置している。

四字熟語 天照大神
読み あまてらすおおみかみ、あまてらすおおかみ
使用漢字
最終更新日:2025年9月9日