可惜身命とは

仏教用語。体や命を大切にすること。
また、危険を避けて身の安全を図ることや、臆病になって行動を控えるさまを表す。

「可惜」は、大切なものや、価値あるものが、相応しい扱いをされていないことを惜しむこと。
「身命」は、身体と生命のこと。

不惜身命ふしゃくしんみょう」と対になって用いられる。

例文

・可惜身命が分かっていれば、とても戦争など出来ない。
・あの会社の働き方は、可惜身命とは言えない。
・可惜身命の気持ちが強く、困難に直面したときに一歩踏み出せない人もいる。
・彼は可惜身命の考えから、新しい事業への挑戦をためらっている。

四字熟語 可惜身命
読み あたらしんみょう
英訳 Valuing one's body and life
対義語
使用漢字
最終更新日:2024年12月5日