老驥伏櫪とは

年老いてなお大志を抱き、活躍しようとする気力を持つ様子。

驥は俊足の馬。
伏櫪は馬屋に伏していること。

老いても能力を持つ者の姿を例えた言葉。

三国志の曹操の詩『歩出夏門行ほしゅつかもんこう』に登場する四字熟語で、「老驥伏櫪、志在千里」と次の句と一緒に詠まれる。

老驥ろうきれきすも、志は千里に在り」と読み下す。

年老いた名馬は飼桶に繋がれても、なお千里を走る志を抱いているという意味。

例文

・老驥伏櫪ながらも、彼の志は衰えていない。
・老驥伏櫪として、次世代の教育に尽力している。
・彼は老驥伏櫪の如く、未だ新しい挑戦を目指している。
・老驥伏櫪であっても、大いなる知恵を持ち続ける。

四字熟語 老驥伏櫪
読み ろうきふくれき
出典 『古詩源』
英訳 An old steed lying in the stable but still harboring ambition.
使用漢字
最終更新日:2025年1月7日